文系はオワコン 理系は勝ち組
- ダビデ楠原
- 2017年10月3日
- 読了時間: 3分
理系が勝ち組な圧倒的根拠
この記事をみた文系学生はショックを受けるかもしれない。だがこれは現実なんだ。
まずこの数字を見てほしい
公務員
文系事務職 平均9倍から14倍の倍率 理系 平均2倍から1.2倍
では、大手民間企業はどうか メーカーの場合
文系 営業職 30倍から100倍 理系 技術職 10倍以下
文系は公務員も民間も内定を勝ち取るには10倍や30倍の倍率でライバルと戦うことになる。
それに対し理系は公務員は2倍以下、民間は10倍以下の倍率で済んでしまう。
これは自治体のホームページや就活本から明らかな数字だ。
どちらが楽にいい結果を得ることができるか明らかだろう。
文系の学生は必死に企業訪問し自己PRを考え、何回もお祈りメールをもらい、やっと内定する。
それに対し理系はあっさり内定を取り、大手複数の内定から自分の行きたい企業を選ぶこれが現在の就活市場で起こっていることだ。
早慶文系より中堅理系
理系君
日東駒レベルの理系 面接は人並み
10社民間を受け3社から内定を貰う。どれも東証に上場する大手。自治体も3つ受け2つ内定 結局 業界最大手の技術で開発をする仕事に決める。その後結婚し家庭を持ち、着実にキャリアを積み上げる
文系君
早慶レベル 面接レベルは人並み。
200社にエントリーするも中小企業の商社にようやく内定 しかし、運悪くブラックで2年で辞めバイト生活になり実家暮らしに

これは目ずらしい話ではない。大学の偏差値は圧倒的に勝っていても、就職で負けてしまうことはよくあることだ。
特に文系の学生は学業が殆ど評価されないため、高度なコミュニケーション能力や部活動などが求められ苦戦することが多い
一方理系 とりわけ 工学、理学、医療系、建築系は大手にあっさりと内定が決まってしまう。
大学受験の時の入りやすさと実際の就職のしやすさは比例しない。大事なのはどの学部を
選ぶかということなんだ。
そのことを塾の講師も親も教師も教えてくれはしない。隠しているわけではない。彼ら自身
もまだ、気が付いていないんだ。
もはや文系は社会に必要ではない
最大の原因は文系の受け皿が激減してしまったことだ。
バブル前後は文系は銀行や証券会社の営業や不動産の営業など引く手あまたであった。
その頃の就活を見れるのが「就活戦線異状なし」という映画だ。あの映画にあるように学生
は次々に内定をもらい。会社から接待を受けてハワイ旅行に行くほどだった。(今では考えられない)
しかし、バブル崩壊とともに金融業界では統廃合が進み今では大手メガバンクと生き残った地方銀行位になってしまったし、不動産はもはや花形ではなくなってしまった。
メーカーは営業職を削り、技術職の採用を、つまり理系の学生の採用を増やした。
おおざっぱに言うと、今の文系学生の数はバブルの景気のいい時期とほとんど変わっておらず、それに対し受け皿の方の社会は採用を大きく減らしているというのが現状なんだ。
一方理系の学生はバブルの時も採用はそれなりにあったが、現在バイオ関係、AI関係など理系でないと対応できない仕事が増えたため就職はさらに容易になっているというのが現状だ。
もはや文系の学生は必死に少ない公務員や大手の企業の採用のイスをかけて、人生をかけた椅子取りゲームをしているのだ。
それに対し理系はそこまで有名大学でなくとも大手企業に内定し安定と高収入を得やすくなっている。
こういった現状を学生はもとより大人や教師までもが気が付いていない。
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