大学行くから就職できない!?
- ダビデ楠原
- 2017年10月18日
- 読了時間: 2分
大学に行ったのに就職できない。そうゆう声を聞くようになった。一生懸命勉強してマーチや早稲田に入っても就職できない。そうゆう学生は多い。あるいは大学を出たのにアルバイトをしている。といった学生も多い。

ライフハック大学の調査の結果。驚くべき事実が判明した。それは・・・。
大学に行くから就職できない
という現実があるということだ。まさか、と思うかもしれない。だが、時代の変化はこの矛盾した現実を証明している。
この現象の原因の一つに大学に進学する学生が増えすぎたという現実がある。大学全入という言葉があるようにもはや学生の半分近くが進学していく。そして、大学生は幹部候補として採用される。そのため十分な受け皿が社会に存在しないのだ。幹部というのはそれを支える幹部になれない技能職の人たちに支えられている。つまり幹部は少ししかいらないのに、幹部候補を大学は必要以上に送り出してしまっているのだ。
このため奇妙な逆転現象が起きている。高卒で就職した方が遥かに大企業に入りやすいのだ。
企業は高卒を多く採用し、それを纏める幹部として大卒を雇う。そのため高校生が半数近く大学に行ってしまうと高卒就職組はライバルが減り大企業に入りやすくなるのだ。
この現象は公務員でも表れている。
横浜市行政職 高卒 4倍 大卒 8倍
倍率はもちろん高卒の方がテストの難易度も遙かに低い。勉強時間にして1500時間ほど違う。しかも大卒は2000時間の勉強をしているうえ、ライバルも大卒でレベルが高い。大卒の方が出世しやすいとかあるが、入れないことには何の意味もない。
民間だと高卒を200人採用の大卒を20人程度にしている企業も多い。
高校の偏差値が低い工業高校では少し勉強を頑張れば大手の技能職に入る道が用意されている。福利厚生もいい。
なので、一生懸命勉強して大学で就職するより、高校でそこそこ勉強して就職してしまうというのも大いにありだ。
大学に行くことは否定しないが勉強が苦手な人はこういう選択肢も考えてみては??
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